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コスタクルーズ (Costa Cruises)概要 [その他] [pid: #306]

by idyllicocean
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Costa Crociere (イタリア語でCosta Cruises)は1860年にGiacomo Costaがオリーブ油のビジネスをはじめたのがはじまり。1924年にGiacomoが亡くなると息子のFederico EugenioとEnricoがビジネスを継ぎ、輸送費を節約するため最初の社船であるRavennaを就航させた。1948年、同社最初の客船であるAnna Cを就航させ、Genoaから南米まで船客を運んだ。1997年、Costa Cruisesは米Carnival Corporationと英Airtours plc.に買収され、その3年後、2000年に米Carnival Corporationが完全にその傘下におさめた。

コスタクルーズはとりわけ欧州を主ターゲットとしており、欧州、とりわけイタリア人の好みに合わせたサービスが提供されている。フリートを構成するほとんどの船は、一部の例外はあるものの、基本的によくメンテナンスされて清潔さも行き届いている。最近はCosta ConcordiaおよびCosta Clasica, Costa Allegraの事故を受けて、安全性が非難されたが、会社としても意識が大きく変革されたものと期待したい。

コスタクルーズのクルーズは元気で活発なイタリアの雰囲気。イタリア人クルーは全体の数こそは少ないものの、大勢のオフィサーはイタリア人である。元気で騒々しくのんきな・・・そんなイメージがコスタの船には流れている。ドレスコードは基本的にカジュアル、フォーマルナイトでもそれほど厳しくはない。ある記事はコスタクルーズはパーティー好きにはもってこい、ただし静かで落ち着いた時間をすごしたければ耳栓を・・・しかもいい耳栓を持参するようにとアドバイスしている。

欧州および地中海クルーズでの英語の使用率は低く、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語が使われている。さらにカリブ海クルーズでは大勢の乗客がスペイン語を話す。乗客の割合としては家族での利用が多く、ホリデーシーズンであれば大勢の子供たちが家族で乗船する。またーロッパクルーズではクルーズの始まりと終わりが明確ではなく、ほぼすべての港でいろいろな乗客が乗下船を繰り返すシーンが繰り広げられるため、乗客皆が一体化してひとつのクルーズを楽しんでいる雰囲気は少ない。また個人で各港を散策するための情報が少なく、船側の準備した団体ツアーに参加することに抵抗を感じる人には不便に感じることもあるようだ。