三菱重工資料「SHIP BUILDING RECORD 超高速双胴型水中翼船 三菱スーパーシャトル400」
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概要
Descriptions
「レインボー」は三菱重工の開発した超高速双胴型水中翼船,「三菱スーパーシャトル400」の第一船で1993年に竣工した。操船は全没型水中翼船で,高速ディーゼル機関を搭載し,細長型タンデム水中翼を備える双胴タイプの高速船である。船体は6枚の水密隔壁で仕切られており隣接2区画への同時進水にも耐えることができる。船内客室はすべて椅子席で3-5-5-3の配列が基本となっており急患用ソファーベッド,身障者用トイレなどを設けている。ディーゼル機関搭載による騒音問題については各種対策を施し70-75dBほどの静かな客室環境を実現している。船体の事故安定性を保つため船体姿勢制御装置(APF:Auto-Pilot on Foil)を搭載している。航海速力は38ノット,試運転最大速力は45.4ノットで航続距離は運行時230海里,回航時の最大距離は480海里。「レインボー 2」の就航により韓国に売却。