株主優待券を持っていれば、各クルーズが割安になります。ただし、主催旅行会社などに条件がある場合があるので実際に使用される場合にはご確認ください。株主優待券はオークションなどで購入できる場合もあります。株主優待券の相場情報はこちらから確認できます。日本籍クルーズ客船の主な株主優待特典や割引情報について下記にまとめました。

朝霧に包まれた早朝の「飛鳥 II」での朝日

日本最大の豪華客船「飛鳥 II」のクルーズは郵船トラベル、「にっぽん丸」は商船三井客船クルーズデスク、びいなすクルーズは日本クルーズ客船クルーズデスクで申し込みを行うのが王道ですが、JTB、PTS、クルーズプラネットなどその他の旅行代理店でも申し込みができます。どの旅行会社から申し込むにしても、募集型企画旅行の形で申し込みが行われていることを確認しましょう。手配旅行契約の形でクルーズ商品を購入するとクルーズ手配手数料がかかる場合があります。外国籍客船の海外クルーズは別として、国内クルーズの場合は行きたいクルーズを募集している旅行会社で募集方企画旅行の契約を行うのがベストです。

「飛鳥 II」や「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」など、日本籍のクルーズ客船は、春先から夏にかけて世界一周などのロングクルーズにでかけることが多いため、この時期はワンナイトクルーズなどのショートクルーズは少なくなります。反対に夏の終わりから冬にかけては、各船とも多くのショートクルーズを実施します。この時期には、通常船会社から公表されているクルーズとは別に、日本旅行やJTB、クラブツーリズムなど、旅行会社が客船をチャーターして特別に企画されたクルーズが実施される場合も少なくありません。各旅行会社のウェブサイトやパンフレット等に絶えず目を通しておくと、お得なクルーズ情報をいち早く入手できます。

航空会社各社の展開するマイレージプログラムですが、JALマイルは郵船クルーズの飛鳥クルーズ商品券(10,000マイルを商品券10,000円相当)と交換できます。またANAスカイホリデーやJALツアーズなどで客船をチャーターし特別に募集型企画旅行を組む際には各社のマイルを使用して各提携旅行会社が主催する旅行に充当できる金券に交換し、これを使ってクルーズ料金を精算できます。
　年会費が高いことが気になりますが、デルタスカイマイル シティクラシックカードを持っていると、ぱしふぃっくびいなす(日本クルーズ客船)、にっぽん丸(商船三井客船)のクルーズが5%OFFとなる特典もあります。

旅行会社は夏冬の行楽シーズンにおいて、プロモーションキャンペーンを打ち出すことがあります。たとえば、船内での有料レストランや、マッサージ施設が割引になったり、ワインなどのアルコール飲料が一部サービスされたりすることがあります。またバルコニーキャンペーンなどと称して通常より割引された価格で上等級のキャビンを利用できるようになったりすることもあります。このようなクルーズを使うと船旅の可能性がグンと広がります。
　たとえば、トップツアーの【公式】クルーズサイトでは2010年10月1日から26日までに対象クルーズを予約された方を対象に、ポイント還元率アップに加え、ハウスワインまたはスパークリングワインをお部屋にプレゼントするキャンペーンを行っています。2011年以降にクルーズを考えている方は是非問い合わせてみてはいかがでしょう。

同じ客船のクルーズであっても、クルーズコースにより乗船時刻、下船時刻はさまざまです。夕方乗船、翌日朝下船というパターンもあれば、午前乗船、翌日午後下船といったゆったりクルーズもあります。客船に乗船するなら、少しでも滞在時間が長いほうがゆったりクルーズを楽しめるので、単にクルーズの値段を比べるだけでなく船内での滞在時間も考慮に入れてクルーズ旅行を検討されることをオススメします。調べてみるとわかりますが、ロングクルーズであれば必ずしも船内滞在時間の単価が安いということではないようです。下記に日本船の典型的なクルーズスケジュールと各船の乗船時間あたりの単価をまとめてみました。(値段は各船とも最低ランクの客室カテゴリを記載しています。)傾向として二港間の移動を含んだワンナイトクルーズが、時間当たりの単価としてはお得のようです。

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