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Costa neo Romantica 福岡・台湾・宮古島クルーズに乗船しました(1) [乗船記] [pid: #365]

2017年10月13日~10月20日までコスタネオロマンチカによる、福岡・那覇・基隆(台湾)・宮古島・東京クルーズに参加しました。少しずつ乗船記をつづっていきたいと思います。このクルーズは台風により後半のスケジュールが大きく変更されましたが、福岡から台湾・東京への大航海を楽しむことができました。

当初の行程: 10/13 福岡 16:00, 10/15 那覇 07:00/15:00, 10/16 台湾基隆: 11:00/20:00, 10/17 宮古島 10:00/17:00, 10/20 東京 08:00

本船はもともとコスタロマンチカとして就航したものですが、2012年、日本円で約100億円ほどをかけた大改装が行われ、新たに111のキャビンと120のバルコニーつきキャビンおよびスイートが増設されました。この改装により旅客収容能力は1,697から1,800に増加、キャビン数は678から789に増加しています。2017年からコスタビクトリアに替わって日本マーケットに就航しています。船体前部に積み上げられた3層の客室デッキと、船体中央部に不自然に突き出ているバルコニー付き客室はこの改装の時に設置されました。

博多港に停泊中のネオロマンチカ

出帆港である博多港クルーズセンターは天神エリアから約3.5km、キャナルシティからでも約4kmほど。さすがに天神エリアから荷物を持って歩くには遠いですが、タクシーで15分ほどと便利な場所に位置しています。公共のバスを使ってアクセスする方法もありますが、ほとんどのバスは韓国行きの客船やジェットフォイルが発着する博多港国際ターミナルまでしかいかないので注意が必要です。博多港国際ターミナルとクルーズセンターは別の建物で約500メートルほど離れています。

ターミナルビルは新しく整備された小ぎれいな建物でFUKUOKA CHUO WARF CRUISE CENTERと書かれています。最近、クルーズビジネスは中国で爆発的にマーケットが広がったようで、中国から約二日で到着できる魅力的な寄港地として、数多くのクルーズ客船が博多港に寄港しているようです。2017年度はこの岸壁を使用したクルーズ客船の9割が中国発着クルーズで寄港したようです。博多港は電化製品などの購入ができる博多市街地も割と近いので好評のようです。今回乗船するコスタネオロマンチカはこの奥に停泊していました。
http://nikkaibo.or.jp/pdf/574_2017-3.pdf

福岡から台湾、東京までの長い航海でもあり、海の潮風にじかにあたりたかったので今回はバルコニークラッシックのキャビンをチョイス。大きなガラス扉が特徴の明るいキャビンでした。

当初のキャビンのベッドのコンフィギュレーションはツインでしたが、後でダブルベッドに変更してもらうようリクエストをしました。船内を一巡し夕食を頂いて帰ってくるとベッドはダブルベッドになっていました。

(正確には二つのシングルベッドを寄せてダブルベッドを実現させているものです。ほどんどのクルーズ客船は同じ作りとなっていると思いますが、自分でベッドを寄せたりしてコンフィギュレーションを調整することもできます)

バルコニーからは博多港が見えます。カメリアラインなど韓国航路用のコンテナが並んでいます。出港時は雨が降り出していました。

乗船後、少し遅めのランチを船尾のビュッフェにて頂きました。クオリティも量も申し分ないほどの料理が並べられており、雨降る博多港を眺めながら、ゆったりと頂きました。

そうこうしているうちに避難訓練が始まり、暫くすると雨模様の博多港をゆっくりと出港しました。これから最初の寄港地、那覇までは丸二日の終日クルーズがあります。

最上階のプールデッキです。博多港を出港しゆっくりと玄界灘に向かっています。博多出港時はあいにくの曇り空でした。

最後尾のサンクチュアリに設置されているジャグジーです。博多の街が遠ざかっていきます。

Costa neo Romantica 福岡・台湾・宮古島クルーズに乗船しました(2) に続きます。