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MSC Splendida 上海ショートクルーズに乗船しました(1) [乗船記] [pid: #362]

2018年5月15日20:00横浜出港⇒5月18日07:00上海入港のMSC Splendida上海ショートクルーズに乗船しました。ドバイからシルクロードをアジアに向けてクルーズしたのち、濃霧のために出港が遅れ4月25日に上海を出港し、僅か48時間という驚異的なスピードで4月27日、横浜港に初入港しました。日本就航を記念したイベントの後、日本周遊のチャータークルーズ、MSC主催の自主クルーズをそれぞれ1本終え、日本出港クルーズとして3回目が、今回乗船した横浜上海ショートクルーズでした。今回のクルーズの様子をここに綴りたいと思います。

今回はCruise.comでクルーズを手配、あらかじめチェックインと写真の登録をオンラインで済ましておいたので、チェックインは非常にスムーズでした。(写真もWEBで登録しました。暗かったり、顔の輪郭がはっきり見えなかったりするとNGになります。私達の場合は何度か登録すると成功しました。)当日は山下公園から大黒ふ頭までシャトルバスの手配されていたようでしたが、私たちは直接友人に港まで送って頂いたので、港までらくらく到着しました。

タクシーの場合は京急なら生麦駅、JRなら新子安駅か5キロ程度と最寄になりますが、どちらも駅周辺にあまりタクシーはいません。タクシーを拾いやすい駅としてはJR鶴見駅が無難かもしれません。ちなみに料金は新子安エリアからで2000円+のようです。

MSCによって手配されたシャトルは、大黒ふ頭から山下公園間(元町中華街駅4番出口から徒歩5分)を約15分間隔でピストン運行します。所要時間は20分とのことです。横浜観光を行う乗客にとっては、ベイブリッジを経由して送迎してくれるのも嬉しいかもしれません。
中華街などにも簡単に足を延ばせます。ただ荷物を持っての観光は厳しいですね。いくつか元町中華街駅周辺にコインロッカーもあるようです。
http://coinlockersearch.com/mo...kagai.html

大黒ふ頭に到着すると、警備の方にCRUISE TICKETを見せ、誘導されたとおりに建物に入り、荷物にタグをつけていただき、スタッフに荷物を預けます。 天気がいいので荷物をもって長く並ぶのは大変ですが、テントが張られており、日陰で並ぶことができるようになっているのでそんなに大変ではありませんでした。

倉庫を回収して準備されたイミグレーションなどを行う簡易ターミナルに入る手前ではMSCのスタッフが、冷たいリフレッシュメント(ジュース)を配っていました。乗船前からおもてなし頂き気分が高鳴ります。

セキュリティーをくぐって乗船すると、スワロフスキーのクリスタルガラスをあしらった階段が特徴のメインロビーに出ます。ゆったりとしたピアノ伴奏が流れていてまったりムードが既に漂っています。

今回利用する客室は丸窓が特徴のOcean Viewキャビン。5Fに位置していて、メインロビーやディナーレストラン、シアターなどへのアクセスが容易です。一方外甲板に行くには少なくとも7デッキまで上がらなければならず、この船の特徴でもあるメインデッキに配置されているテンダーボートの関係で、直接海を眺められる場所まで到達するのにはすこし時間がかかります。

とはいえキャビンは広く快適、ベッドの手前にはソファーや鏡などが配されており、シャワーや洗面所、ワードローブなども備え付けられています。強いていえば、テレビの大きさが小さいので、ベッドからテレビまでが遠くて少し見にくいかもしれません。でもクルーズ中に部屋でそれほどテレビを見る必要もないので特に問題ありません。

ベッドの上にはプールサイドやジャグジーで使用できるタオルがおかれています。これを使用した場合、必ずキャビンに持って帰ってくる必要があります。プールサイドに持っていっておいてきてしまうとタオル料金が加算されてしまうのでお気を付けください。タオル自体はバスルームにおいておけば、ベッドメイキングのスタッフが取り替えてくれます。(タオルラックにおいておくと取り替えてくれませんのでご注意を。)

とはいえ、今回乗船したクルーズでは、歯ブラシなどアメニティの類が用意されていませんでした。船内のショップで購入できますが、今後乗船される際は持参されることをお勧めします。

バルコニーもいいですが、海の波を間近にリラックスした服装で、ベッドから眺めることができることができる窓側の部屋も快適です。

今回は20時出港でしたが、13:00から乗船手続きができ、乗船することができました。キャビンは15:00頃にならないと準備できていないとのことでしたが、私たちのキャビンは既にベッドメイキングも終わっており、きれいに整えられていました。

キャビンを確認した後、14階のBora Bora Buffetに行ってみました。船体後方の大黒ふ頭側に席を見つけることができ、少し遅いランチを頂きました。

ベイブリッジを通れないほど大きいSplendidaの14階から見下ろす景色は迫力もので、展望台から見ているかのように埠頭のトラックや人が小さく見えます。

今回の航海より前にチャータークルーズ等で乗船された方のブログ等を見るとビュッフェのバラエティが少ないとのコメントがありましたが、今回のクルーズではビュッフェの質・量ともに期待を上回るものでした。先回カリブ海で乗船した際のMSCデヴィナにも近いバラエティだったと思います。

乗船日のランチにはローストビーフ、翌日にはローストチキンが提供されていましたし、フルーツやケーキの類も豊富に種類が取り揃えられており、マスクメロンもありました。イタリア船らしく(スイス船籍ですが)ハムやチーズも数種類ずつ並べられていましたし、船内で焼かれているパンやピザ等もとても美味しく頂きました。こちらで提供されているコーヒーもおいしかったです。

アジアクルーズに就航しているだけあり、ごはんやみそ汁、そばなどのアジアンメニューも準備されていましたし、中国人の好きそうなメニューもちらほら見られました。

中でも目を引いたのがMSCロゴの入った大きなパンです。こちらは残念ながらディスプレイオンリーのようでしたが・・・。
本当はもう少しいろいろなお料理の写真を撮りたかったのですが・・・写真はこれくらいしか撮っていません。

出港日夜の夕食は17:30からでVilla Verde Restaurantにて頂きました。レストランの豪華な雰囲気の中で、とっておきのイタリアンを頂きたいところでしたが、メニューにあったのはアジアン料理が目立ちました。通常日本ではディナーのメインにはならないラーメンなどがメニューに載せられていたのはすこし微妙でしたが・・・。先回カリブ海で乗船したときもそうでしたが、MSCの船はパンがおいしいですね。オリーブオイルとバルサミコ酢で美味しく頂きました。残念だったのはコーヒーと水が有料だったこと。こういった雰囲気のレストランでコーヒーがないのは少しもったいなかったですが、ビュッフェでは美味しいコーヒーが無料で頂けるのでここは我慢しました。

MSC Splendida 上海ショートクルーズに乗船しました(2) に続きます。