2018年現在、八幡浜港から別府港、および八幡浜港から臼杵港を結ぶ定期航路を運航している海運会社。1884年、宇和島運輸会社として設立し、第1宇和島丸により宇和島港から瀬戸内海の各港に寄港しつつ大阪港まで至る航路が運航された。1903年、大阪・細島航路、1923年、宇和島・佐伯航路、1933年、宇和島・門司航路、1935年、大阪・大分航路、1942年、宇和島・別府航路、1948年、宇和島・別府航路、1950年、呉・広島・別府航路を開設。1965年、八幡浜・臼杵航路にて、同社で初めてとなるカーフェリー、おれんじ (851t) が投入される。1970年、呉・広島・別府航路を瀬戸内海汽船と共同出資して設立した広別汽船に移管。1973年、宇和島・大阪貨物航路を渡辺海運に譲渡しこの航路から撤退。1973年、宇和島・八幡浜・別府航路を全便フェリー化。2000年、宇和島・別府航路を廃止。2008年、三崎・別府航路を廃止。

主な就航船

えひめ型
内海造船瀬戸田工場にて建造された2,500トン型カーフェリー。このクラスのフリートにはえひめ (2000)、おおいた (2003)がある。

その他