Kværner Masa-Yards Turku New Shipyardで建造された138,000トン型クルーズ客船。客室は海側に面したアウトサイドキャビンと内側のプロムナードに面したキャビンとがある。船内にはロッククライミングウォールやアイススケートリンクなども備える。建造当時は世界最大のクルーズ客船であった。このクラスのフリートはアイススケートリンクや110メートルにも及ぶプロムナード Royal Promenadeが設けられている。このクラスのフリートにはVoyager of the Seas (1999), Explorer of the Seas (2000), Adventure of the Seas (2001), Navigator of the Seas (2002), Mariner of the Seas (2003)がある。推進機構として3つのポット機構を備えており，二つはAzimuthで一つはセンターラインに据付られている。船内は巨大で，船というより小さな街のようだが，乗客一人当たりのスペースの割合は44.0と比較的ゆとりがある。その大きさゆえにパナマ運河を通過できないため，本船のクルーズエリアはもっぱらカリブ海の幾つかの島に限られる。就航後はプエルトリコ，サンファン発着の南カリブ海のクルーズ就航した。

当初はPuerto RicoのSan Juanを起点に毎週出港する南カリブ海クルーズに主に就航した。2012は，夏季シーズンにスペインのMalaga起点の大西洋クルーズに，冬季にはPuerto RicoのSan Juan起点のカリブ海クルーズに就航した。2013年は英国のSouthampton基点のバルト海，地中海，北ヨーロッパ方面へのクルーズを行った。
2014年，Royal Advantageと呼ばれるアップグレードが施され，屋外のムービースクリーン，デジタルサイネージ，全船内へのWifiの導入，新しいコンシェルジェおよびダイヤモンドラウンジ，Oasisクラスのクルーズ客船で導入したもの同様，PortofinoレストランからGiovanni Tableコンセプトへの改良が行われた。2016年，Splashaway Bay Aqua Park, Cyclone and typhoon water slides, FlowRiderの設備の改装，Izumi Japanese Cuisine, signature steakhouse, Chops Grille and Boleros Latin Loungeなどが設けられた。加えて100の新しいステートルームが増設され，既存のステートルーム，スイーツラウンジも改装される予定だったが，ハリケーンMatthewの影響により，客室増室計画およびIzumiレストラン設置計画はキャンセル，その他の施設の工事にも遅延が発生した。

Adventure of the Seas was built as the third Voyager class cruise ship operated by Royal Caribbean International that cannot transit the Panama Canal. She was built in Aker Finnyards in Turku, Finland and the construction was completed in 2001. Since 2001, she sails in the Southern Caribbean and departs weekly from the port of San Juan, Puerto Rico.

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