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Costa neo Romantica 福岡・台湾・宮古島クルーズに乗船しました(9) [乗船記] [pid: #375]

Costa neo Romantica 福岡・台湾・宮古島クルーズに乗船しました(8) の続きです。

クルーズ最終日、本日は東京晴海ふ頭に08:00到着の予定が、午後13:00過ぎに変更になるとの放送がありました。浦賀水道に到達したのが09:00頃、久里浜・金谷航路の「かなや丸」とは09:40分頃に行き交いました。

今回は台風に追われながら、宮古島から長距離を航海してきましたが、東京湾も天気が悪く全体的に白っぽく見えます。次航も沖縄・台湾クルーズが予定されていますが、台風に正面から向かうコースになってしまうのできっと調整が行われていることでしょう。

台風が近づく荒れた天気ではありますが、伊豆七島から走ってきた東海汽船の高速船がコスタネオロマンチカをあっさりと追い抜いていきました。

ディズニーシーのプロメテウス火山やリプリカ客船S.S. コロンビアが見えると東京港はもうすぐです。

東京港フェリーターミナルに「フェリーびざん」が着岸しています。

by idyllicocean
2018-08-04 23:25:31 (aid: #780)

12時40分。ついに長い船旅を終え東京港に入ってきました。最後尾のブッフェレストランから見た東京港レインボーブリッジです。

東京港晴海ふ頭にはWELCOME TO TOKYOの文字が。豊洲地区のタワーマンションが背後に見えます。

長い航海を終え、東京港晴海ふ頭に着岸したのは13:00頃、乗客の下船が始まったのは13時45分頃でした。当初の予定よりも5時間近く遅延して東京港に着岸したため、飛行機や新幹線等の乗り継ぎがあった方々は大変だったことと思います。

コスタクルーズからは一人当たり交通費として最大1万1千円を限度として交通費が支払われることになりました。不可抗力によるものだとは言え、このようなコスタの姿勢には頭が下がります。それと同時にクルーズに乗客として乗船する場合は、到着当日に別の交通機関により移動を計画するのはリスクが高いことをよく理解しておく必要があります。船が遅れる場合、数分程度ではなく数時間単位の遅れが見込まれることが多いためです。

この後、コスタネオロマンチカは再度、沖縄・台湾へのクルーズが計画されていましたが、そのままのスケジュールでは台風に向かって航海することになるため、次港は函館に変更されていました。日本列島を北上し、北海道、ウラジオストクへのクルーズになったようです。南へ向かうクルーズが完全に逆方向へのクルーズになりました。その後同船の動静を確認すると、函館への寄港も難しいと判断され、ウラジオストクへ直行、その後、東京に戻るウラジオストク単純往復のクルーズになったようです。突然の変更で乗客はビザ等の手配が大変だったと聞きました、厳しい海況であったとはいえ安全にクルーズが行われたことは何よりです。

コスタネオロマンチカはコスタ社が運航しているクルーズ客船の中ではかなり小さい部類に入りますが、日本のマーケットに合わせスパやワイン等が充実されているのが特徴です。2019年はコスタの新造船コスタベネチアが日本に初来航することになっています。日本のマーケットは中国ほど大きく広がることは期待できませんが、コスタのクルーズがクルーズの裾野を少しでも広げることに繋がればと思っています。